10月24日炊き出しボランティア日記 

 初めてボランティアに参加させていただきました。以前からTENOHASIの活動が気になっていたので申込みさせていただきました。当日、改めてTENOHASIのビジョン、ボランティアのレクチャー等をしていただいたので安心して東池袋公園へ向かうことが出来ました。トラックから荷物運び、衣類配布、お弁当配布、公園内のゴミ回収を分担させてもらいました。たくさんの衣類を並べましたが、厚手のものからすぐになくなっていきました。特にアウターは大きいサイズを求める方が多かったです。お弁当はソーシャルディスタンスを保ち、スムーズにお渡しすることが出来ました。天気に恵まれたおかげで予定したお弁当だけでは足りず、それに代わるものをお渡ししました。
 ボランティアスタッフ、利用者さん共々コロナ感染対策をしっかりとしたうえで行われていました。使わせていただく公園や周辺施設へのマナーにも強く配慮しており、終了後も改善点などのミーティングがありました。
 一言で感想を伝えるなら“とても楽しかった、もっと早くから参加したかった”コロナ禍で自分自身がネガティブに生活していることもありますが、こんなに笑顔でいられた時間は久しぶりで、あっという間に時が過ぎていました。一緒に衣類のサイズを確認して、似合うかな〜?ありがとう〜!のやりとりを数日経った今でも鮮明に覚えています。
 ニュースで取り上げられているように、コロナ禍もあり利用者の年齢層は広がっており、男性だけではありませんでした。昔に比べれば、路上生活される方とそうでない人の心の距離は縮まってきているものの、問題解決に至るには遠い道のりだと感じます。TENOHASIには、ハウジングファーストのプロジェクト、その為の生活相談等もあるのでやり直そうと思ったら何度でもやり直せるお手伝いの体制が整っていることを一人でも多くの人に知って欲しいです。

貴重な体験をありがとうございました。MK


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