7月10日 炊き出しボランティア日記

私は、今回、午前中の衣類整理と夕方の配食に参加しました。
コロナ前も少しお手伝いさせていただいていましたので、以前と全く違うやり方に変えながら支援を継続するのは大変だったのだろうなと思います。(「炊き出しに並ぶ方のために」との思いを持ちながら皆さんが活動しているところは全く変わっていません。)
お寺での仕分け作業は基本屋外で行われます。テントの下で扇風機を4〜5台使って行いますが、首にタオルを巻いていないと汗がぽたぽた落ちてきてしまうほどです。そのような中、集まったみなさんは手際良く上着、ズボン、靴、アメニティなど、前回の戻り分と新しく寄付されたものを、サイズや袖や丈の長短を確認し、印をつけて箱詰めします。なかなか大変な作業ですが、これが、衣類の配布時に、短時間に種類別に並べられ、並んだ方が希望するものを探しやすくする秘訣となっています。
他にも、公園では、届いたパンや果物弁当等を配色する時にスムーズにお渡しできるように、付属品(ジャム、醤油、ソースなど)を忘れずに事前に袋詰めしたり、並ぶ方の待ち時間を短くして負担を減らす工夫をしています。
配食時は、「こんばんは」とか「お待たせしました」と声をおかけしながら、いつも並ばれる方の(私が覚えている範囲ですが)ご様子を見させていただいています。本当は並ばなくても良くなっていただきたいのですが、お顔を見るとほっとするというか嬉しくなるのも事実です。
毎回参加して思うのですが、この活動は多くの方の、お気持ち、気づき、アイデア、行動によって成り立っています。
私自身できる事は少ないのですが、これからも継続的に関わらせていただきたいと思っています。
Y.S

この記事を書いた人

blog_before2023