桜の下での炊き出し

 今回は、時間短縮のためにアルファ米を使ってご飯を炊くことにしました。そのためにスタッフはいつもより1時間遅れ10時集合。
 春は皆さん忙しいらしく、午前中はレギュラーのスタッフのみでした。コーヒーを飲んだり、いまさんの差し入れのどら焼きやせんべい(ごちそうさまでした)をつまみながら、のんびりと準備をします。今日は野菜が高くて、白菜と油揚げが買えませんでした。それなのになぜか超大量にあるタマネギに涙しながら、野菜を手際よく刻んでいきます。途中、雷雨に遭いましたが、テントのおかげで調理続行。雨が上がるとまた青空が戻って、テントを乾かしてくれました。
 医療相談が始まる3時が近づいてくると、そちらのスタッフも揃ってきてだんだん公園がにぎやかになってきます。
 今日は法律相談もあって、法律家の方々も何人も駆けつけてくださいました。法律家というと堅苦しいイメージですが、ひげ面に普通のジャンバーにズボンといった感じの格好で、完全にその場の雰囲気にとけ込んでいたのはお見事と感心しました。
 皆さんから寄せられた服や毛布もお配りしました。ボランティアの青空床屋も開店して、南公園の一角はお祭りのような雰囲気。
 そして4時半から配食。今日は第2週だから少ないかと思いましたが、結局200人を超えました。23区では新宿などを筆頭に路上生活者が減っているのですが、豊島区は増えていることが行政の統計からも明らかになっています。並ばれている顔ぶれも、いつもの人もいれば、初めての人もたくさんいて、新たに路上に出た方が今もたえないことがわかります。
 医療相談では44名の相談があり、この前の夜回りで出会った方も痛む足を引きずって相談されていました。法律相談は8件の相談があったそうです。
 今、区当局から、公園の管理規則や区民からの苦情を理由に、炊き出しの縮小を求められています。でも、この場がいかに大切であるか、または行政がやるべき仕事を肩代わりしているかはきちんと見ればすぐにわかることです。それぞれ立場はありますが、「未来へひびきあう 人 まち」を掲げる区であるならば、これからもきちんとした方針を持って対処して欲しいと思います。私たちも、この場を維持できるようにがんばります。

by SE 

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