7/25 炊き出しボランティア日記

ひさしぶり(2ヶ月半)の炊き出し参加になった今日。
空は快晴だが、気温、湿度は最悪状態で、
連日のニュースでは熱中症に注意するように報じていた。

調理作業は露天で行なう(テントはあるが)ので、
より一層の注意が必要。「てのはし」では、
十分な給水と30分ごとの休憩の呼びかけをしている。
夏の作業では洗い場や「米とぎ」は水を使うのでうれしいが、
釜場は「灼熱地獄」(?)となる。
何年も経験しているが、おじさんにはつらい。若い方の参加を願っている。

さて、今回の作業だが作業前の打ち合わせで、作業のながれや分担、
作業場の注意事項(手洗いや消毒など)十分な水分補給やこまめな休憩の指示をうけました。
今日の参加者は、新人7を含め29人

まず、「米とぎ」、「洗い場」「野菜切り」に分かれて作業開始。
野菜切りは、基礎材としてのたまねぎ、ニンジン、大根
(今回はジャガイモはなし)の皮むきから始める。
切り作業は、ベテランによる調理教室になる。
新人の方の中には日頃、包丁を持つ機会がない
(持たなくても生活できてしまうほどコンビニが普及)人がおり、
包丁の持ち方、野菜の押さえ方、切り方などを教えることから始める。
日常ではありえないほどの量を切ることで、
「調理」の苦手意識解消になるのではないか。
公園で待っている方々の情報を伝え、
どのような切り方をすればおいしく食べていただけるかを考えてもらっている。

そうこうしているうちに、野菜の二便が届いた。
今日みたいな「猛暑」の時の公園での配食を予想して、
汁物の量を決めて野菜の投入量を決める。
汁物に馴染まないものや咀嚼しにくいものは除いて、
ボランティアさんのお持ち帰りにしてもらう。
作業開始から2時間あまり、昼食になりました。

今日は、カレーライス(レトルトの)とそうめんにして
「熱いの」と「冷たいの」どちらでもご自由にどうぞスタイルです。
いつもの焼きそばはお休み。
暑い日に「そうめん」はありがたいが、
約30人分の「そうめん」を茹でてしめるのが大変。
大なべで大量に茹でて井戸水でしめるのだが手を真っ赤にしながらの作業。
8月8日の「てのはし夏祭り」にはこれの10倍近い作業になる。担当の方ご覚悟を。
今日のデザートはサプライズがあり、
Sさんの差し入れの大玉のすいか。みなさん、こころおきなく堪能しました。

食後、後半の作業の打ち合わせを行ない、それぞれの作業に入りました。
お肉は半解凍状態にして、脂ですべり手を切らないように注意深く作業しました。
一時は遅れ気味だった野菜切りも手分けをしてなんとか間に合いました。
炎天下の中の作業なので
、熱中症にならないように注意して進めていましたが、
お一人が気分が悪くなってしまいました。
まだ7月でこの暑さです。まだまだ暑い日は続きます。
参加者(特に新人さん)にはより丁寧な案内が必要かと思います。
次回は、恒例の「夏祭り」です。
祭り参加者から熱中症患者を出さないように、準備・対策が求められます。


                                   

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