1/2 炊き出しボランティア日記

元旦の雪の冷気がまだ残っているような
冷たい調理場で2日の作業を始める。

今日もコアスタッフが少ない。しかし、新人さんを含め
多くのボランティアが参加してくれているので助かります。

このメンバーで、温かい「美味しい」食事を、
公園で待っている方々に届けるために
作業開始。
野菜は玉ねぎ、にんじん、
大根などの根菜類やキャベツ、
白菜は前日のスタッフが
下ごしらえしてくれているので、
今日はじゃがいも、青物などを切るだけなのでありがたい。

課題は、
本日のメイン具材の塩鮭。
頭と中骨は湯引きして身の部分をほぐし取るのだが、
小骨が汁に入らないように丁寧にほぐさないといけない。

身は前日に三枚におろしてくれているので、
ぶつ切りにする。しかし、生魚を切ったことのない

若いスタッフには、難しそう。
おまけに、脂で包丁が切れなくなる。
何度か包丁を洗いながら乗り切った。

今年は、いつも美味しい食事作りを担ってくれていた
「料理長」が体調がすぐれず不在なので、
コアスタッフが担わなくてはならない。
部分的に記憶している作業を皆で持ち寄って作業していく。

ごはんが炊けて、コンテナにそれぞれ詰めて、
公園で配布の「コーヒー」も出来 上がりました。

寸胴鍋4つに仕込んだ塩鮭入りの野菜汁も煮上がり、
味付けを始めました。当初は醤油味の予定でしたが、
味をみんなで確認してみると
鮭からの塩気と野菜からのうまみが相まって、この味を生かして
塩味にしようということになり、みりんでまろやかさを付けて完成としました。

醤油味と味噌味に加え、
今回の塩味の野菜汁も皆さんにたのしんでもらえると思います。

炊き出しの作業は、公園で待っていてくれる当事者の方々が
「美味しいよ」と言ってくれるよう、
いつでもだれが作っても同じような食事を提供する事が大事と思います。

今回の越冬活動中に、調理から炊飯、
野菜汁作りの一通りの作業が少ないコアスタッフでも
回せるようになったと思います。少し戦力アップになったのかな。

今日の調理場の作業に参加していただいたスタッフ・ボランティアの皆さん、
ありがとうございました。

コアスタッフが少なくて、
的確な作業指示ができなかったかもしれませんでしたが、ご容赦を。
 (I)

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