10月10日 炊き出しボランティア日記

活動のきっかけはコアスタッフをしている友人からの誘いでした。路上生活者についての知識はあまりないままに、単純に力になれるのであればと思い、衣料整理や配付、配食を手伝うようになりました。ただ回をかさねるうちに列に並ぶ方々にも様々な方がいることを知り、少しではあるけれど言葉を交わすようになり、そこから自分が生きる社会で起きている、これまで見ていなかったことに目を向け、その奥にある問題について少しずつ考えるようになりました。
 10日は台風による大雨のなかでの活動となりました。ボランティアを含むスタッフ連絡用LINE上では木曜日くらいから対応策についてのやりとりがあり、さらにLINE上では見えないところでもコアスタッフの実際の動きがあり、私が公園に到着した当日16時には、いつも通りの衣料配付が行われていました。生活相談のテントもあり、医療相談のテントもいつもと同じように立っていました。(完全に同じでなくとも)いつもと同じようにあるということ、いつもと同じようにするということ、それが東池袋公園に第二・第四土曜日に集まる人たちにとって、とても大事なことであることを今さらながら、感じました。
配食の前に列に沿って公園内を回りました。性別、年齢、身なり、国籍、様々な人たちが雨の中静かに待っておられました。立っているのが辛いのかかがむようにしている方もおられました。
今の日本社会を考えたとき、残念ながらTENOHASIの活動に終わりはないように思っています。ただ、TENOHASIが目指す「困っている人がいれば、誰かが手を差しのべる地域社会」を創っていくために、できるところから行動を起こしていくしかないとも思っています。いろいろと感じ考えながら、これからもTENOHASIの活動に関わっていく予定です。

                                            M.M.

 



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