2016/9/10炊き出しボランティア日記

来ない…トラックが来ない!
いつもは11時に到着しているはずのトラック(事務局長運転)が、20分過ぎても来ない!!

はじめは、「渋滞に巻き込まれたのかな」「寝坊?」などと軽口をたたいていたものの、30分過ぎ、40分過ぎるとさすがに不安に…。

「もしかして事故にあったんじゃない?」
「自宅でなにかあったとか…」
「家族も留守で出掛けに倒れたとか!?」

いくらなんでも、こんなに遅くなるなら、連絡の一本でも入っていいはず。トラックには当日炊く米が入っているのです。事務局長の携帯に電話をしてもつながらず、留守電を残し、メールを入れるも音沙汰なし。
『誰の携帯にも連絡がないということは…。事故かあるいは…中年クライシスで突然の失踪?? ある日突然、憑かれたように日常を抜け出したくなる。そんな中年(というか中高年)の「危機」は同年代としてよくわかる、もしや!!』という恐ろしい考えは自分一人の頭の中だけにして…。とにかく出来ることはやっておこうと、釜やボウルなどの洗い物を始めたり、新人さんたちにレクチャーしたり…。

万が一のことも考え、米を買うとしたらいくらかかるか、釜炊き爺Uさんが近くのスーパーまでリサーチに走ります。しかし、米が炊けたとして池袋の公園までどう運ぶか。これは、運転担当のRさんが「マカロニ」までいって車を借りようか、と提案。
12時近くになった時、藁をもすがる思いで長年TENOHASIにかかわってきたKさんにSOSの電話を入れてみると…「炊き出しメーリスに『精米所が混んでいて遅れそう。しかも携帯が行方不明』と流れているよ」と!!

\(゜ロ\)(/ロ゜)/

「よかった~」と安堵したものの、Uさんいわく12時半には炊き始めないと間に合わないとのことで、大学生Sさんにメーリス経由で何時に到着するか聞いてもらうことに。
そして……
いまか、いまか、と待ちわびる中、
事務局長がトラックとともに登場!!

(ToT)(ToT)

さっそく米とぎ、炊飯にとりかかるのでした。
その後は、20人以上のボランティアがそれぞれ持ち場でフル回転。
シャルマホールディングスさんがカレーを提供してくれる日だったので、調理班は炊飯と野菜の浅漬けを作るのみ。午前中のハラハラから一転、余裕の午後となりました。
公園で配食するまでには、じつは毎度いろいろなことが起こっている調理班なのでした(汗)。(T)

↓ようやく炊飯! この日は8釜炊きました!

シャルマホールディングスさんのカレー炊き出しは2回目です。お肉たっぷりのおいしいカレーにみんな満足。しかも、並んだ人がたまたま予想より少なかったのでカレーが残り、ジップロックに入れてみんなでお持ち帰りしました。ステキなおみやげができました。

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